吉野山の桜の見ごろはいつ？花見のアクセス方法と混雑状況は？

一度、見たら何度でも足を運んでしまうと

いわれている吉野山の桜。

シロヤマザクラなど約200種3万本の桜が

山の4か所に密集して咲き誇ります。
 
 
ここでは、

そんな、誰をも虜にしてやまない

「吉野山の千本桜」についてご紹介したいと思います。

吉野山の桜の見ごろはいつですか？

やっぱり、山ですから平地の桜より開花は遅くなります。例年ですと、4月初旬から下旬までで遅い年はゴールデン・ウィークまで見られたことがありました。

吉野山の桜は、下千本、中千本、上千本、奥千本と、下から順に日を追って咲いていきます。

いっぺんに、全部一斉に咲くことは有りません。下千本が散って、葉桜になっても、奥の千本は、まだ蕾の状態です。
 
 

この一ヵ月の間、何処かの場所で花見を楽しめます。 ですから、吉野山へ行かれた時、下千本が散っていても、がっかりしないでください。

ちょっと上の方で、桜が咲いている所までバスで行って、坂道を下りながらお花見したら良いと思います。

なお、例年なら、上千本が４月中旬には満開になりますが、ただ、これはあくまで予想ですので満開のピークよりも少し前に花見をされた方が無難です。
 
 

日本気象協会から2月24日に開花予想が発表されました。

【奈良県奈良市】

予想開花傾向：平年並み

予想開花日　：3月28日頃

平年開花日　：3月29日

昨年開花日　：3月27日
 
 

吉野山は標高が高いので発表情報より若干遅くなると思われます。

日本全体は暖冬だったため、桜の開花は例年通りか遅れるもようです。
 
 

吉野山の花見のアクセス方法は？

近鉄電車で行くのが、渋滞もなく一番楽に行けると思います。

阿部野橋駅から吉野行き急行がありますが、近鉄特急は全席指定ですが乗れるなら乗った方がよいかと思います。

近鉄南大阪線で阿部野橋駅から吉野駅まで直通特急で約１時間16分です。

運賃970円＋特急料金510円です。

桜のシーズンの休日であれば必ず往復共に事前に特急券を予約購入してください。間違いなく早々に売り切れます。
 
 

往路はまだなんとかなるかもしれませんが、平日でも帰路は指定券無しでは列に並んで何本か見送らないと着席出来ない可能性があります。

橿原神宮前駅から吉野駅は大阪方面からと京都方面からの乗客が合流しますので一段と混雑します。
 
 

大阪方面から吉野への往復で阿部野橋からの近鉄南大阪線の特急の指定券が取れなかった場合で特急以外も大混雑していることあります。

そうしたら、近鉄奈良線から大和西大寺駅乗換えで橿原線・吉野線、大阪線から大和八木駅乗換えで橿原線・吉野線というルートが少々遠回りですが、比較的空いています。　帰路も同様です。

やっぱり、近鉄の特急電車を利用したほうが座れますし短時間で吉野山で花見が堪能できます。

吉野山の桜の混雑状況はいかが？

午前10時ぐらいから観光客で大変混み始めますので、ここの花見に慣れた人は吉野駅に午前7～8時ぐらいに着いて観光開始します。

吉野駅からケーブルカーが楽ではありますが大変混雑していたら歩いた方が賢明です。徒歩でも歩ける距離です。

くねくねの山道ですが、舗装されていますし、長時間並ぶストレスを感じるよりは散策しながら歩いたほうが楽しいです。

桜の季節でしかも土、日ならば、ケーブルカーはおすすめしません。
 
 

上千本まで徒歩で登って降りてくるのであれば、一日がかりのつもりで居た方がよいでしょう。　

苦労して登った上千本の「花矢倉展望台」から見下ろす吉野の桜は絶景ですよ。

ご健脚でしたら、奥千本まで往復されるとよいかと思いますが、吉野水分神社で折り返すのもおすすめです。

道はほとんど舗装されていますが、軽いトレッキングのような感じになるので、靴にはご留意されてください。
 
 

吉野の桜を堪能するには自分の足で下から上まで登るのが一番です。どこと言わず桜は各所にあり目を楽しませてくれます。

頑張って登った花矢倉展望台から見下ろす絶景はまた格別です。

「目に千本見える豪華さ」という意味で「一目千本」といわれ、下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれています。

見どころは花矢倉からの上・中千本、吉水神社から如意輪寺方面への一目千本、中千本の谷を眺める景観です。
 
 

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ま　と　め！

日本でも有数な花見の場所ですから、朝早くからの行動がよろしいようです。

また、吉野山全体としては1ヵ月も花見が楽しめますので、自分の都合のいい日と天気を選んで楽しんできてください。

最後まで、読んでくださりありがとうございました。