甲子園の土はどこの土？販売しているの？持って帰って使い道は？

また、暑い夏がやってきました。

高校野球ファンの皆さん、甲子園大会がはじまりますね。

球児たちも晴れの舞台で精一杯のプレーをみせてくれるでしょう。

楽しみですね！一緒に応援しましょう！

ところで、その甲子園の土はどこから来るのでしょうか。

ご紹介いたしましょう。
 
 

甲子園の土はどこの土を使っているの？

球児たちが、真夏の甲子園で熱い戦いをみせます。
アルプススタンドには地元から大応援団。
テレビの前でも多くのファンが大声援。
しかし、残酷なことに勝者と敗者がでてしまいます。
 
 
そんな高校野球でグッとくるシーンと言えば、
負けたチームの選手たちが甲子園の土をバッグに入れるシーン。
厳しい地区予選を勝ち抜いてきた者だけが踏むことのできる甲子園の土。
全国の球児たちの汗と涙が沁み込んだその土を一生の記念にと持ち帰る姿は涙を誘います。
 
 
そんな、甲子園の土どこの土かご存知ですか。
このような所の土を使っているようです。

･黒土の産地
岡山県日本原、三重県鈴鹿市、鹿児島県鹿屋、大分県大野郡三重町、
鳥取県大山　などの土をブレンドして使用。

･砂の産地
甲子園浜及び香櫨園浜社有地　→　瀬戸内海産の砂浜 → 中国福建省

･黒土と砂の割合
春は雨が多いため砂を多めに、夏はボール(白球)を見易くするために黒土を多くブレンドし ている。

グランド整備に適した土を探すのも毎年たいへんになるようです。
 
 

甲子園の土は販売しているの？

甲子園に出場がかなわなかった球児、ファンでも甲子園の土は、
思い入れが強い分ほしいものです。
 
 
以前は、個人向けにも販売していたらしいですが、
あまりの注文の多さに今は中止しているそうです。
ネットなどで高額で転売されては困るという理由もあるようです。
 
 
しかし、阪神園芸株式会社によりますと学校、公共機関などで
身元がはっきり分かっている所には、1リッポーメートルあたり
4万円(送料別)ぐらいで販売しているそうです。

もちろん中身は「実際に甲子園球場で使用されたもの」ではなく、
「球場で使用されているものと同じ成分の土」とのことです。

中には、庭にまいて利用している方もいるみたいですよ。
 
 

甲子園の土を持って帰って使い道は？

今度の夏の大会で97回ですから、だいたい10万人以上の
球児が甲子園の土を踏んでいるわけですね。
甲子園練習の時は控え選手もグランドに立てるわけですし、
春の大会も入れると2倍以上かもしれません。

近ごろでは、その時に甲子園の土を取っておく高校もあるみたいです。
 
 
全国４０００校以上の高校が、甲子園を目指して、
毎日毎日、日の暮れるまで練習です。
それでも現実はほぼ各県一校、参加出場校最多の県では
200校以上の中から一校だけしか甲子園に出られません。
それも、登録メンバーはたったの18人です。

そんな4000校以上の中の約50校。
そんな球児たちにとっては、甲子園の土を踏むこと、
そして優勝旗を持ち帰ることが目標なのです。

甲子園の土は高校生活3年間、毎日努力の積み重ねが土に詰まっているんです。野球にかけた大事な思い出です。

そんな土は球児たちにとっては宝ものです。
粗末にするわけがありません。

学校のグランドに撒いたり、応援してくれた方、知人にあげたり、
あとは、自分で大切に保管しているそうです。
 
 

【2015夏の甲子園】
http://waku2desu.com/1226.html

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ま　と　め　!

高校野球のファンだからといって、「甲子園の土」をほしがっても意味がちがいます。
球児たちの汗と努力の結晶だからこそ「甲子園の土」は
日本人にとって意味深いし、誰もがよくその事を知っているのです。

最後まで、読んでくださりありがとうございました。