三茶ラテンフェスティバル＆サンバ2015イベント会場の設営と運営

毎年、夏の最後を飾る三軒茶屋のイベント

「ラテンフェスティバル」が始まります。

今回は、イベントを運営する商店街の人々の

奮闘を記したいと思います。
 
 

2015三茶ラテンフェスティバルの会場設営

毎年暑いなか、「三茶ラテンフェスティバル」に
来場して頂きまことにありがとうございます。
今年も開催するべくスタッフ一同準備を
いたしておりますので、楽しみにお待ちください。

毎年、4月になりますと「実行委員会」の初会合です。
実行委員会といっても、いつもの商店街のメンバーなのです。
週1回、昼間に商店街事務所で3時間ほどの会議です。
何んとか予算内でより良いものができないかと知恵を絞っています。

区役所、警察署、消防署、イベント会社などの関係者も出席されますので
どうしても。昼の時間帯の会議になります。
商店主としては店が開いている時間に抜け出すのも一苦労です。

商店街の店舗数は120店ぐらいと昔からあまり変わりませんが、
個人経営の店は15～6店とずいぶん減ってしまい、
テナントが増え商店街活動をしてくれる人も減ってしまいました。

会議は例年通りの役割分担を決めます。
・警察署、消防署への書類の制作提出
・サンバチームへの出演依頼
・コンサート出演者の出演依頼
・机、椅子、プロパンガスなどの調達

などですが、例年通りですし時間もありますから
このあたりは、順調にすすみます。

一番たいへんなのがコンサート会場の設営です。
8月の終わりとはいえ、直射日光は強烈です。

イベントの3～4日前に
テントを10棟ぐらい組み立てます。
支柱やテント部分の骨組の金具、テントの
幕自体も重く倉庫からの運搬で一苦労。

1年に2～3回ぐらいしか組み立てないので
思い出すまでたいへんです。組み立て終わると
あとは、会場の清掃作業で終わり。
12～13人で６時間ほどの作業です。

もう少し、商店街の人が手伝いにきてくれると
すぐに終わるのですけれどもね！

次は、イベント前日に
机、椅子、プロパンガスボンベ、調理器具などの
搬入です。これが、また重い。

イベントを明日に控え体力ありませ～ん。
ポスターを会場内に貼って
本日の作業終わりです。

三茶サンバカーニバルの運営

さて、日曜日になりますと「サンバパレード」
担当である、私の出番です。
何事も無く無事に終わってくれるのを祈るばかりです。

当日は、午前8時前から始動です。
サンバチームのため駐車場や更衣室の鍵をあけます。
7～8チームで600人が参加するパレードですから
区の出張所、会議室、幼稚園まで控え室として
毎年、借りています。

各控室にはパレード終了後に飲んでもらうために
大きなポリバケツに水と氷でビール、ジュースを
冷やして用意しておきます。

商店街の通りは午後１時に歩行者天国になりますので
観客の皆さんは、その前に歩道の縁石に座って場所取りです。

サンバパレードは午後1：30　スタートです。
太子堂郵便局からセイユウまでの直線の
800メートルの登り坂のコースを25分かけてパレードします。

各チームごとに商店街の担当者が付きスタート地点まで誘導です。
控室から地元の人間しか分からないような裏道を通ります。
マンションの中庭なども許可を得て通らせてもらいます。

サンバチームを連れてスタート地点に立つと
ようやっとココまで来たかという、
ある種の達成感がわいてきます。
 
定刻になるとスピーカーからの大音量の
サンバのリズムがなってスタートです。
毎年、思う事ですが一緒になって踊って
いたほうがどれだけ楽しいかと！

また、コンテストもやっていますので審査委員席の前では
時間をかけてサンバの主役達がパホ―マンスを披露してくれます。
1年間かけて創作したダンス、音楽はみごとです。

そして、真夏の炎天下での饗宴も「あっ」
という間に終焉を迎えます。

パレードが終わると達成感とともに
寂しさも残ります。

後は、イベント広場での表彰式
優勝したチームは喜びもひとしおです。

まだまだ、仕事はあります。
控室のゴミ出し、清掃。
イベント会場のテント、机、椅子
のあと片づけなど全てが終わるのが
8時過ぎです。
それから、打ち上げです！

この、2日間は店の仕事は
何にもしていないのです。
けれど、来年もまたやるんでしょうね。
 
【詳しい日程】

http://waku2desu.com/1799.html

 
 

ま　と　め！

毎年、サンバをみに来られるお客さん、
地元にも「フェスタンサ」という
サンバチームがあります。
今度は、踊るほうにまわってみては
いかがでしょうか。
夏の楽しみが一つ増えますよ。

最後まで、読んでくださりありがとうございました。