リオ五輪のサッカーの組み合わせや日本代表の日程を紹介！

リオのオリンピックの男子サッカーが始まります。

アジア最終予選では日本は優勝してリオへの切符を

手にしたのですから大したチームです。

決勝では韓国に2点も先制されてからの逆転優勝ですから、

テレビで観ていてビックリしました。

なでし子の分まで頑張ってほしいですね。
 
 

ここでは。

男子日本代表の奮闘ぶりを予想したいと思います。

もちろん、一番きれいに輝くメダルを狙っていることでしょう。
 
 

リオ五輪サッカーの組み合わせ

オリンピック出場国は大陸予選を勝ち抜いてきたチームですから、弱いチームなどはありません。まして、開催国ブラジルはオーバーエイジでネイマール（バルセロナ・スペイン）を南米選手権に出場させなくてオリンピックを選んだのです。

サッカー南米選手権は100周年記念大会として、16ヵ国参加してアメリカ合衆国で全試合開催されました。ブラジルにとっても名誉と誇りがかかった大事な試合で、もちろん優勝を狙って参加したのですがグループリーグで敗退してしまいました。
 
 

監督のドゥンガはもちろん“クビ“です。2002年の日韓ワールドカップにブラジルのキャプテンとして出場して、みごとに優勝。その後、日本のJリーグの「ジュビロ磐田」でも闘将として活躍しました。が、指揮官としては結果は出せませんでした。

南米選手権の1ヵ月後にリオのオリンピックというスケジュールはきついですね。ブラジルサッカー協会はオリンピックにネイマールを使うと決めたのですからしょうがありません。
 
 

オリンピックでは選手を出場させる権限は各国サッカー協会にはないのです。所属クラブの許可を得なければならないのです。ネイマールの所属チームバルセロナが、オリンピックだけならばと出場の許可をだしたのです。

バルセロナ側も本当はこの時期、選手には十分休養を取ってケガなどを治して、来シーズンに備えて欲しいのです。何せ74億円の移籍金を出して2013年に獲得した選手ですから、ケガなどしてスペインリーグに出られないようでは困りますからね。
 
 

さて、日本なのですが抽選の結果、グループリーグはB組になりました。

◆B組の国
・日　本
・スウェーデン
・コロンビア
・ナイジェリア
 
 

なかなかの、難敵ぞろいの組に入ってしまいました。
「死の組」ともいわれていますが、いずれは対戦して勝たないとメダルには手が届きません。グループリーグで勝ち抜けば道は開けてきます。

事前の話では、フィジー、ホンジュラス、デンマークと同組になるのが最良の組み合わせで、最悪の組み合わせがナイジェリア、コロンビア、ポルトガルと言われていました。
結果は、強敵の相手が２つも入ってしまいました。
 
 

また広いブラジルなので、移動時間も少なく気候の変化も少ないD組に入るのがベストで、高温多湿のアマゾン地域、中2日の日程で６時間の長距離移動を強いられる、Bグループは避けたいところでした。

結果は、最悪のBグループでしたので、グループリーグから厳しい対戦がありますが、もちろんこの悪条件を乗り越えてくれることでしょう。

リオまで応援に行かれる方は少ないでしょうから、テレビの前で応援しましょう。日系の方も多いでしょうから現地での応援も期待できますね。
 
 

リオ五輪サッカーの日本代表メンバー

日本代表が7月1日に発表されました。

オーバーエイジ、海外組を入れると、先日の南アフリカ戦で選ばれた選手から半分ぐらいしかブラジルにはいけません。落選した選手は辛かったですね。
 
 

監督 手倉森　誠 青森
 
 

GK 櫛引　政敏 鹿島アントラーズ 186㎝82㎏
GK 中村　航輔 柏レイソル 184㎝72㎏

DF 塩谷　司 サンフレッチェ広島 182㎝80㎏
DF 藤春　廣輝 ガンバ大阪 175㎝60㎏
DF 岩波　拓也 ヴィッセル神戸 186㎝72㎏
DF 亀川　諒史 アビスパ福岡 177㎝68㎏
DF 植田　直通 鹿島アントラーズ 186㎝77㎏
DF 室屋　成 FC東京 174㎝65㎏

MF 原川　力 川崎フロンターレ 175㎝72㎏
MF 遠藤　航 浦和レッズ 178㎝75㎏
MF 大島　僚太 川崎フロンターレ 168㎝64㎏
MF 矢島　慎也 ファジアーノ岡山 171㎝67㎏
MF 中島　翔哉 FC東京 164㎝64㎏
MF 南野　拓実 レッドブル ザルツブルク 174㎝67㎏
MF 井手口　陽介 ガンバ大阪 171㎝71㎏

FW 興梠　慎三 浦和レッズ 175㎝72㎏
FW 久保　裕也 ヤングボーイズ 178㎝72㎏
FW 浅野　拓磨 サンフレッチェ広島 171㎝70㎏

以上の選手がオリンピック代表に選ばれました。
 
 

守備的な選手が選出されました。これは、手倉森監督のオリンピックでの戦いは守備に回る時間が長いだろうと覚悟しての選出ですね。戦術は「堅守速攻」でFWはスピード重視で行こうということですね。
 
 

アジア最終予選終了後、Jリーグの試合などに出場してケガをした選手たちの過半数も出てしまったのです。中でも重傷だったのはＤＦ室屋成、松原健、岩波拓也、奈良竜樹、山中亮輔、ＭＦ中島翔哉、ＦＷ鈴木武蔵の7名です。このうち、室屋、岩波、中島の3人はケガも癒え日本代表に選ばれました。
 
 

問題は、オーバーエイジ枠ですね。もう少し有力な選手を選べなかったものですかね。本田、香川、岡崎、長友は無理としても、ガンバ大阪のDF藤春廣輝、サンフレッチェ広島のDF塩谷司、浦和レッズのFW興梠慎三では物足りないです。
 
 

国内クラブの選手には、「1クラブから3人まで」という条件があり、海外クラブの選手には、所属クラブは了承しないでしょう。オリンピック代表に加われば、欧ヨーロッパのプレシーズンを留守にすることになります。

新しいチームに移籍を考えている選手、現クラブでより飛躍を狙っている選手にとって、プレシーズンの活動に参加できないのは大きな代償を払うことになりかねません。

また、オリンピック直後の9月上旬には、日本代表のＷ杯アジア最終予選が開幕します。ハリルホジッチ監督にすれば、オリンピックの日本代表には協力するものの、OAの選手には万全のコンディションで最終予選に臨んでほしいというのが本音でしょう。
 
 

リオ五輪サッカーの日程

第一戦　8月5日（金）10:00（日本時間のキックオフ）ナイジェリアは昨年のＵ―２３アフリカ選手権優勝しました。

第二戦　8月8日（月）10:00　コロンビアはアメリカとの大陸間プレーオフを勝ち上がって最後に出場を決めました。

第三戦　8月11日（木）07:00　スウェーデンは昨年のU―21欧州選手権優勝しました。
 
 

第一戦、第二戦の会場は、アマゾンに近い高温多湿のマナウスです。夜間でも30度を少し切るぐらいです。コロンビアは時差もないし隣国なので有利でしょう。ナイジェリアも暑さには日本より圧倒的に強いでしょう。スウェーデンとはサルバドールでの試合になります。雨季なので曇りか雨だと思われます。最高気温も26度と気候面では日本に部がありそうです。

また、スウェーデンと対戦するブラジル北東部のサルバドールは、マナウスから直線距離でおよそ２６００キロ離れています。これは、札幌と那覇の間より長く中２日という短い試合間隔の中の長距離移動は選手のコンディション作りがたいへんです。
 
 

気候面を考えるとマナウスでの2試合がきびしくなると思われます。初戦は引き分け以上で絶対に負けない事が必要です。また、コロンビアとスウェーデンのオーバーエイジで誰が招集されるのかが気になります。
 
 

その他の組を紹介しておきましょう。
A組かＣ組が良さそうなのですが、決まった以上は戦うだけですね。
 
 

◆グループA
ブラジル
南アフリカ
イラク
デンマーク

◆グループC
フィジー
韓国
メキシコ
ドイツ

◆グループD
ホンジュラス
アルジェリア
ポルトガル
アルゼンチン
 
 

南米やアフリカのチームの選手はオリンピックなどの国際舞台で大活躍して、ヨーロッパのクラブチームに移籍したいのです。給料が桁違いですからね。何桁違うのかを計算するのも大変なことになります。選手にとっては超エリートコース。これしか、大金を得る方法はないといってもいいのでしょう。家族全員の生活がかかっているといっても過言ではないと思います。

ですから、選手は命がけで試合にのぞんできます。その辺の気合いの入れ具合が日本とは全く違いますから、勝つことは容易ではありません。
 
 

こちらの記事もどうぞ。
オリンピック　体操日本代表の競技種目や団体のルールを説明
 
 

最　後　に！

オリンピックは短期決戦ですから、個人の能力、積み上げた戦術、チームワークだけでなく、あらゆる力を結集しないといけません。チームのムードとか食事とか、コンディション管理とかが重要になります。

サッカー協会、国をあげてのバックアップが必要です。

皆さんの応援も地球の裏側のブラジルまで届きますので応援しましょう。

最後まで、読んでくださりありがとうございました。