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高齢者が肺炎にかかった時の症状や対処の仕方と原因はなに?

      2016/10/24

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ご家族に高齢者の方がいると何かしらと気を使います。

トイレに行くにも、

つまずいて倒れはしないか手を貸したり、

食事はしっかり食べられているか、

顔色はどうか、寒くはないかと心配しどうしです。
 
 

また、病気を発症するのも夜中とか、土日が多い気がします。

介護疲れという言葉の意味も身を持って分かってきました。
 
 

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高齢者が肺炎にかかった時の症状!

私の父も医療機関が休みの土日や夜に病気を発症することが多い気がします。高齢になって体力は落ち、それに伴い抵抗力も落ちてきているようです。

若い時から寒がりではなかったのですが、80代後半になっても真冬の寒い時期でもセーター姿で外出。こちらは、「ダウンジャケットにニット帽」という姿なのにです。

頭は、まだしっかりしているのですが、高齢のため寒さ喉の渇きに対する感覚は鈍ってきているようです。夏場などは、水分をほとんど取らないので定期的に飲ませるようにしています。
 
 
 

そんな父が、土曜日の夜10時頃に寒さを訴えたので厚手の毛布を掛けて湯たんぽを作ってあげました。熱は計ってみると37.6度。平熱が35.6度ですから2度も高いのでかなり辛いと感じました。

そこで、総合感冒薬を飲ませて容態をみていると、今度は呼吸がゼーゼーと荒くなり息をするのにも辛そうなので、抗生剤を飲ませ体温を計ってみると38.8度で、手を触ってみると明らかに熱くなっていました。
 
 

高齢者ですから急な高熱は大変心配です。30年来のかかりつけの総合病院がありますので、行って診察してもらうかと本人の意思を聞くと明朝でいいとの返事。

家族としては判断に迷っていましたが、その間にも頻繁にトイレに行っていました。肩を貸してあげればどうにか自分で歩けて行けましたが、しだいに回数も増え熱が引く様子もないし脱水症状で脳梗塞でも起きたら大変なので病院に電話することにしました。
 
 

看護婦1
 
 

高齢者が肺炎になった時の対処に仕方!

その、総合病院に電話をしたのが日曜日の午前2時でした。

救急外来の看護師さんが電話に出て「現在、電子カルテがトラブルで見られないから、他の病院に行ってくれ」との返事です。

これは、「熱が出たぐらいでは、他の病院で十分処置できるから」そっちへ行ってくれと言っているのだなと判断しました。
 
 

過去に大きな手術をその病院で何回もし、医者からは何かあったら直ぐに来るように言われているのです。その旨を伝えても、なかなかOKが出ません。

その間にも、父はトイレに行きっぱなしですが、しだいに歩けなくなり意思の疎通も困難になりました。病院からはタクシーで来るなら診察するが救急車ならば診察出来ないとの返事です。
 
 

病院に電話してから許諾を得るまでに30分もたってしまい、父も歩けなくなり意識も混濁しているようでした。後で聞いてみると、救急車で運ばれたことは覚えていないらしいです。

 
 

午前2:30に119番に電話したら救急車は、こちらの着替えや持ち物の準備が終われないうちに来てくれました。迅速な対応はありがたかったです。

すぐに、血圧や脈拍や体温を測定して救急車で搬送してくれました。

高齢者は体調が急変しやすいので早め早めの対応が必要です。救急車を呼ぶまでもないだろう考えていると取り返しのつかないことになります。
 
 



 
 

高齢者が肺炎になる主な原因!

病院に着いたのが午前3:10でした。父が体調が悪いと訴えてからすでに5時間もたっていました。

父は緊急処置室で治療に私達は待合室で待たされました。耳が遠いのと高熱で意識が混濁しているようで医師の質問にも答えられないようです。
 
 

移動式のレントゲン検査機が運びこまれ、採血もして検査をしたようです。

1時間ぐらいしてから面会できました。腕から「抗生剤と栄養剤」の点滴を受け、熱は高かったですが、ゼーゼーという洗い呼吸は収まっていましたが、まだ意思の疎通はできないようでした。
 
 

医師の診断ではレントゲン検査の結果「気管支肺炎」ということでした。2週間ぐらいの入院加療が必要で高齢のため急変するかもしれないとの診断でした。病室に運ばれましたが体温が下がらないため座薬を使いました。
 
 

看護師さんから、今までの病歴を聞かれ、注意事項を聞かされたりして病院を後にしたのは午前6時を回っていました。
 
 

その日の昼過ぎに病院に行ってみると、体温も37.6度に下がり意識もハッキリしていました。喉が渇いたのに、まだ水も全然飲んではいけないらしく可哀そうでした。

父は普段から家で食事をしていても、むせ返って咳ばかりしていたので、老人特有の「誤越性肺炎」とタバコの吸い過ぎも原因ではないかということでした。

その後は、順調に回復して落ちた体力をリハビリして10日ぐらいで退院できました。
 
 

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最 後 に!

早めに病院に行って良かったです。

こういった救急のこと何回かありましたが、このかかりつけの病院が直ぐに承諾して診察してくれたことは無かったです。

確かに、この日は「電子カルテのトラブル」で、それらしき業者の人が何人も夜中の4時にいてカルテを見ることは出来ないようでした。
 
 

他の病院に行ってもカルテ自体がまったくないのに、それを理由に救急患者を断るのは医療従事者としては問題のある行動だと思います。

東京でも「救急患者のたらい回し」はまだあるようです。

ご高齢の方がいる家庭の方は、このような事態も考慮して早めの対策を考えていたほうがよろしいです。

最後まで、読んでくださりありがとうございました。
 

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