博多祇園山笠の期間と見所は？

博多祇園山笠は700年以上の伝統がある櫛田神社の祭で、福岡市博多区で毎年7月1日から7月15日にかけて開催されます。

この期間は絢爛豪華な飾り山を見物しながら博多の街を散策されるのがいいと思います。

人通りの多い繁華街や商店街の飾り山周辺には賑やかな出店なども立ち並び、お祭りムードを盛り上げてくれています。

また、山笠期間中ならではの限定サービスを行っているお店も多いので、上手に活用して山笠気分を盛り上げてくださね。

博多っ子は1年を通して「山笠」を中心に生活が回っている人もいるそうですよ。その、魅力をお伝えしようと思います。
 
 

博多祇園山笠の期間は見どころは？

まずは、スケジュールをご覧ください。

◆◆ 主なスケジュール◆◆

・７月 １日～７月１４日 飾り山笠公開

・７月 ９日 全流お汐井とり

・７月１０日　流舁き

・７月１１日　朝山笠・他流舁き

・７月１２日 追い山笠ならし

・７月１３日　集団山見せ

・７月１４日　流舁き

・７月１５日　追い山笠

7月1日からは、博多部を中心に合計14の飾り山が公開されています。
1日から9日までの間はいわゆる「静の期間」で、山笠が走ることはありません。

櫛田神社に奉納されている飾り山を合わせると全部で14もある飾り山笠は、そのほとんどが櫛田神社からさほど離れていない場所にあります。
また、夜にはライトアップされ、昼間とは違った表情が見れますよ。

交通手段を上手く使い、見て回ると楽しめますよ。

以前は高さが15、6メートルあった山笠を舁いでいましたが、
明治時代に電気の普及による電線の敷設のために実際に動く
「舁き山笠」と展示用の「飾り山笠」に 分化したそうです。

現在の「飾り山笠」は10メートル前後の高さでです。
現在は上川端通の飾り山笠のみが「走る飾り山笠」として
追い山ならしや追い山で「櫛田入り」を奉納しています。
 
 

★博多祇園山笠の周辺情報はコチラ【楽たびノート】★
 
 

博多祇園山笠の期間は舁き山は？

さて、そろそろ「動」の祭りのスタートです。

・9日夕方に、お汐井（しおい）取りが、福岡市東区の箱崎浜であります。この日は、七流れの全員が約一年振りの水法被に締め込み姿で参加するので圧巻です。

・１０日夕の「流舁き」から舁き山笠は動きだします。
この日は、ホームグラウンドである流区域のあちこちを舁き回ります。

・１１日は「朝山」「他流舁き」です
朝山は別名「祝儀山」とも呼ばれており、特別な行事でもあります。

・１２日の「追い山ならし」
この日は「追い山」に向けた予行演習の日ですが、時間とコース距離が若干短い以外は何もかも本番同様です。

・１３日の「集団山見せ」
7つの舁き山すべてが一堂に会し福岡市役所前の桟敷席を目指します。

・１４日の「流舁き」
この日は自分たちの流域を走る最後の日となります。

・１５日早朝の「追い山」
博多祇園山笠のクライマックス「追い山」は午前4時59分、一番山笠が櫛田入りです。
 
 
この7日間はどれも見逃せない行事が続きますね。
博多っ子でなくとも胸躍る日の連続ですね！
地方の人でもぜひ参加したいというのが分かりますね。
 
 

博多祇園山笠の追い山は櫛田入りは？

まだ、夜も明けぬ暗いうちから、
櫛田入りを控えた舁き手の表情は真剣で、緊張が伝わってきます。
「櫛田入り」の舁き手を選抜する「棒競り（ぼうぜり）」も見ものです。

櫛田入りの舁き手に選ばれることは大変な名誉のため、
棒競りには多くの舁き手が殺到します。

そして、
午前4時59分、一番山笠が櫛田入り奉納を皮切りに、
合計8つの山笠が次々に櫛田入りを行い、
まだ薄暗い博多の街へと駆けだして行くのです。

1トンもある舁山を５キロも舁き手がめまぐるしく交代して
走りきるのです。
我が流れの名誉と誇りをかけて1分１秒を競うのです！

神様を、お運びするのですから台車など付いていません。
命がけですね！
 
 

【熊谷うちわ祭り】

 http://waku2desu.com/765.html
 
 

ま　と　め！

この町で生まれ育つと舁山を舁ぐのはあたり前になるんですね。
男は舁いで女は支えるということらしいですよ。

祭りが終わると、すぐ今年の反省と来年の準備が始まるらしいですよ。
この時期になると、休みを取って舁ぎに帰ってくる人もいるらしいです。
これでは、誰でも参加したくなりますよね。

けれど、都市部の人口減により舁き手も減っているようです。

最後に、勢い水が飛び交いますので服が濡れるのは前提として下さいね。

最後まで、読んでくださりありがとうございました。